こどもの円形脱毛症に悩む親たち

ストレスが原因で小学生でも突然円形脱毛症になることもあります。そのため周囲からDVやストレスを子供に与えていると誤解され悩む親が跡を絶ちません。子供との時間を作り話を聞いてあげるだけで子供は安心します。まずは心のケアからはじめてみましょう。

こどもの円形脱毛症に悩む親

円形脱毛症は大人だけに見られる症状ではなく性別や年齢に関係なく突然おこります。
健康な子供であっても1歳から症状が起きることがあり、10歳前後に比較的多いといわれています。
円形脱毛症というとストレスが原因と思われがちですが、そうではありません。
母親が自分の責任ではないかと感じたり、周囲の知識不足から親が責められたりすることがあります。
しかし、円形脱毛症は、自己免疫疾患、遺伝、アトピー等が原因です。
正しい知識を持って対処できるように、ここからは原因と症状について説明していきます。
円形脱毛症には大きく分けて単発型、多発型、全頭型の3種類があります。
単発型は1~2ヶ所のみ毛が抜けますが、1年ほどで治ります。
多発型は髪の毛が同時に数か所抜け、再発の可能性があり数年は治療が続きます。
全頭型は多発型が頭全体に広がりまばらになります。
悪化するとまゆ毛や体毛も抜けることがあります。
原因についてですが、まず考えられるのが自己免疫疾患によるものです。
病原菌と戦う役割を果たしているリンパ球が過剰に反応すると体に様々な症状がおきます。
これを自己免疫疾患といいます。
円形脱毛症は髪の毛を作っている細胞に、リンパ球が過剰に反応したために発症したと考えられています。
これは自己免疫疾患に有効なステロイド剤が円形脱毛症に効果があるので、免疫疾患が原因と考えられるようになりました。
次は遺伝です。
円形脱毛症は家族内で発症していることが多く見られ、一卵性の双子の場合は50%の確率で症状がみられます。
また、アトピー体質や花粉症等が原因の場合があります。
特にアトピー体質の人には円形脱毛症がみられます。
治療は先程述べたように症状が初期の頃にはステロイド剤や内服薬が処方されます。
症状が進んでいる場合は免疫療法等を行います。
多発型や全頭型は治療期間が長くなりますので、症状が出たら直ぐに皮膚科受診するようにしましょう。